■治安が良い
ベトナムにおいては凶悪犯罪は少なく、外国人が巻き込まれる犯罪は置き引きやスリ、ひったくり、詐欺などの小さな犯罪がほとんど。ちょっとした注意(忘れ物がないか確認・財布などお尻のポケットに入れない・iPhoneなどのスマートフォンを利用するときは周りを注意する・ショルダーバッグは道と反対側に持つ・初めて会った他人を信用しないなど)を怠らなければ犯罪に巻き込まれるケースは低い。また宗教的な対立や民族間の抗争によるテロの危険性もほぼありません。
そのため、発展途上国などしばしば聞かれる「家と職場の往復は社用車なので、仕事以外の時間は家にしか居れない。」「外出には門限がある。」といったことはなく、「家と職場の往復は健康のために徒歩で行っている。」などといったことも聞くことがある。
■物価が安い
先進国と比べると物価が安いため、贅沢をせずに普通に暮らす分には日本よりも生活費を安く抑えることが出来ます。(但し、贅沢をしようとすれば日本よりも高くなることもあり)
値段が安いと”質”が気になると思いますが、近年の外資系企業の進出や経済発展による影響から生活する上で必要最低限となる衣食住関連は”質”が上がってきています。
外食であっても、日本食レストランやフレンチ、観光客向けのベトナムレストランでなければ、路上で食べられるフォーやお粥、定食などは50円〜250円程度。店舗になっても1食500円前後とリーズナブル。
洋服はベトナムではオーダーメイドが定着していることもあり、日本なら数万円を越えるようなスーツなんかも5千円前後でフルーオーダーメイドで誂えることが出来る。
そして家事労働をしてくれるお手伝い(メイド)の雇用が一般的で家事全般を任せても1万円〜3万円以内で済む。
ベトナムで仕事を始める前は日本の給料水準しか知らないため、どうしてもベトナムの給料と日本の給料を比較してしまう。比較してしまうと、やはりベトナムの給料が日本の給料よりも低いのは明らか。しかし物価が安く贅沢をしていないのもあって、同世代の日本で働く友人と比べると貯金額は高い。
冗談半分で「それだけ貯金が高いとベトナムで働こうかな。」と言っていた同世代の日本で働く友人が、来月は就職市場の調査を兼ねて旅行で訪れるそうで、ゆくゆくは「ベトナムで転職をしたい。」そうだ。